VOC(揮発性有機化合物)の最終処理に用いられるランニングコストが安く、NOxの発生が少ない蓄熱燃焼法が最も優位な処理方法として普及しています。
従来、蓄熱燃焼法については低膨張率のセラミックスとしてコージェライト系が使用されていますが、イワオジキはコージェライト系と比較し原料及び製造コストが安価であり、蓄熱性及び耐酸性で優れているβ-スポジュメン系セラミックスを用いてハニカム蓄熱体の開発を行いました。
β-スポジュメン系セラミックハニカムは、蓄熱体として最も重要な特性である耐熱・耐熱衝撃性の試験で実用上問題のないことが実証されています。
材 料 | β-スポジュメン系 (リシア質) |
コージェライト質 | 磁器質 | アルミナ質 | セピオライト質 |
用 途 | 熱交換器蓄熱体 | 熱交換器蓄熱体 触媒担体 |
ガス整流 | 蓄熱材 | 吸着担体 |
セル数 | 50セル・100セル | 50セル・100セル | 5セル | 30セル | 25セル |