北方町庁舎
炭坑絵馬
デザイン:イワオジキデザイン室
1995
タブロー
5,600H×5,400W
佐賀県北方町
同町大崎八幡社に、慶応元年(1865)八月に奉納された「炭坑絵馬」がある。炭坑の請元稗田麟蔵が山の安全と村の繁栄を願って、「林石」の雅号をもつ旅の絵師に描かせたという、ぶ厚い楠の板の絵馬である。
この絵馬を忠実に模写し大きくしたレプリカを壁画とした。町の人々は幕末のふるさとと向かい合い、新しい郷土に思いをはせる。