ファーレ立川
まぼろしの世界
デザイン:フランシスコ・インファンテ
1994
オブジェ
900×4,000
東京都立川市
 世界35ヶ国90人の芸術家が参加した、街とアートを一体化させた街づくり、「ファーレ立川」の、その86:立川ビジネスセンタービル南側植栽内「まぼろしの世界」。
 芸術が人間と自然との間の隙間を埋めてくれるのではないかという考えのもとに作家活動を続けている、ロシアのフランシスコ・インファンテ氏の作品。植栽の中に置かれた陶板の絵は直接見えず後ろの鏡に映る。人々には虚像しか見えない。不思議な変化のある作品。「鏡は逃げるように過ぎ去る一瞬をとらえる。その一瞬が全てをかたる。鏡はスペースに本来そなわっている特性を解放する…」と作者は語る。