九州産業大学工学部校舎 エスパース ノアール(Espace noire) デザイン:酒井忠臣 1997 マルチトーンレリーフ 1,900H×6,400W 福岡県福岡市 |
九産大芸術学部助教授、画家酒井忠臣氏の作品。 Espace noire は「黒の空間」。 あるがままに直線、曲線、点を独立した小画面にきざみ、120枚組み合わせると集合効果で作意をこえた面白さ、抽象造形の広がる空間が生まれる。黒は日本人の精神の色であり、刻んだ点や線は記号や文字となり未知からのメッセージとなる。120枚の陶板がつくる動きはリズムとなり、静かなシンフォニーを奏でる。と、作者は語る。 |