四国銀行事務センター
装置97
デザイン:高崎元尚
1996
白磁
2,500H×5,000W
高知県南国市
 前衛画家高崎元尚氏(高知市)の、キャンバスを正方形に切り取り少しずつ折り曲げて板に貼りつけたもの、単調な単位の繰り返しの中に人間性を内蔵した作品「装置」を陶壁画として制作。
 「60年代に『装置』をつくりはじめ、80年代にデストラクション(破壊)のパターンに変えた。90年代に入ると60年代の近代美術が見直され、また再度60年代の作品をつくりだした。」と語る。曲げられたマット釉の白磁の板がかろやかに整列している。乾式工法で施工。