磁芸エクステリア
IWAO JIGEI EXTERIOR & GARDEN
磁器による芸術、イワオジキが創り続ける磁芸の世界
磁芸壁画・東京メトロ新都市線北参道駅「晴のち雨のち晴-宇宙樹-」(原画:吉武研司)

江戸中期より連綿と続く有田の名窯「岩尾對山窯」を母体にしたイワオジキは、磁器を愛し、磁器を育て、磁器でその時代の生活空間・環境の中に調和のとれた文化を創り続けています。
芸術の世界では「空間文化の磁芸創造」というスローガンのもと、建築タイル、壁画、ファニチャー、サインなどを手がけ、その殆どはオーダーメイド作品です。
1960年代より現在までに延べ3万件以上の作品を有田から送り出して来ました。
イワオジキは、この磁器を使った作品づくりをエクステリアの世界にも広げ、住まいの中で家族の会話が弾む磁芸空間を創造し続けます。
磁芸壁画制作風景(彫刻)
磁芸壁画制作風景(絵付け)

和ModernARITA
日本磁器発祥の地、白磁のふるさと有田
日本磁器の歴史は、「豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、鍋島軍が連れて帰ってきた朝鮮陶工が1616年有田泉山にて磁石を発見し、天狗谷窯を築いて磁器を焼いたことに始まる」とされています。
白磁の中に素朴な藍色の染付に始まり、乳白色の中に色絵を際立たせる柿右衛門様式、欧州貴族を魅了し元禄文化の中で花開く古伊万里様式、有田焼の確固たる技術を高めた鍋島藩窯様式。これらの技法を元に日本人の作る磁器は全国各地で作られて来ましたが、その極みである磁器への思いの神髄は有田にあると言って過言ではないと思います。
窯元の煙突がある有田の風景
陶山神社(有田焼で化粧された鳥居)

磁器独特の高級感、有田の伝統とモダンなデザインが融合
17世紀中期より西洋に渡った有田焼の中には宮殿の室内を飾る絢爛豪華な装飾品があります。
有田焼は、国内外で美と用を兼ね備えた調度品のひとつとして人々の暮らしの中に溶け込んで来ました。
イワオジキは、従来より食器以外の有田焼をインテリアやエクステリアの世界に提案し続けています。
これからも様々な磁器原料を使った新たな住まいの中の有田焼を提案し、磁器以外の素材とのコラボレーションによるプロダクトデザインの提案と空間デザインの提案をいたします。

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