■VOC熱分解用β-スポジュメン系ハニカム状蓄熱体

大気汚染の主要因の一つと考えられているVOC(揮発性有機化合物)の最終処理については、処理費用が安くNoxの発生が少ない蓄熱燃焼法が最も優位な処理方法として近年、急激に普及している。蓄熱式燃焼法では、その熱衝撃に耐えうる材料としては、熱膨張率の小さいセラミックスが使用されハニカム構造体が使用されている。

従来、低熱膨張率のセラミックスとしてコージェライト系が使用されているが、β-スポジュメン系セラミックスを用いることにより、コージェライト系と比較して原料及び製造コストが安価となり、蓄熱性及び耐酸性の面でもVOC熱分解処理装置用のセラミックスハニカムとして有効な性能を発揮する。

■技術資料

■セラミックスハニカム

蓄熱式熱交換機用β-スポジュメン系ハニカム状蓄熱体、触媒担持用の担体、他

材質:リシア質、コージェライト質、磁器質、多孔性磁器質

セラミックスハニカム:100セル セラミックスハニカム:100セル
セラミックスハニカム:50セル セラミックスハニカム:50セル
 
セラミックスハニカム:5セル