青磁(せいじ)
青磁は淡青色一色のやきもの。釉(うわぐす
り)に含まれる鉄分が還元され、深みのある淡
青色に仕上がるが、この焼成技術は大変高度な
もの。青磁が完成されたのは中国の宋時代、以
来青磁はやきものの王として君臨。日本では有
田で1630年代頃から焼き始めた。鍋島藩窯で
も焼かれており、現代でも多くの作陶家が宋代
の青磁に挑戦している。
 
青磁陽刻象人物文皿
佐賀県立九州陶磁文化館所蔵品

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